恋が愛に変わるまで

苦しい胸の内を吐露する場所

素晴らしき青春の煌めき。

 

 映画館で呼吸困難になるとこだった。

 

ずっと胸が苦しくてぎゅーぎゅー締めつけられて大変だった。

 

やっと観ました!

やっと行けた!

 

坂道のアポロン

 

今も胸が震えてます。

凄く良い映画を観た。

 

原作も何も知らなくて、でもどうしても観たくなって知念くんのピアノが聴きたかったから。

キャスティングの経緯を知って、ピアノ弾けなかった知念くんが猛練習の末にどんな演奏を聴かせてくれるのか観たかった。

 

去年の暮れにいのおさんに嵌まって、Jumpくんを知って、知念くんの賢さと可愛さに参りました。

 

音楽の力が凄かった。

千太郎のドラムと薫のピアノがぶつかったときの高揚感が本当に息が苦しくなって胸がぎゅんってなって大変だった。

言葉は無くても、アイコンタクトで気持ちが通じ合う。

ラブシーンでした。

本当に胸が苦しかった。

 

何でこんなに苦しいのかと思ってるのだけど、千太郎と薫の関係が尊くてあれほど強い心の結びつきってあるのかな?

 

お互いの境遇が似ていて、孤独の中で心を閉ざしていた二人。初めて気持ちを分かってくれる人が出来て、それがとても大切で自分の心の弱い所もさらけ出せて信頼してお互いを思いあってるのにすれ違ったり、嫉妬したりケンカしてでも大切で苦しくて。

 

いつもボンって呼んでた千太郎が薫って呼んだ時、私の胸のドキドキが止まりませんでした。

 

千太郎が薫の手を取って文化祭のステージから飛び出して走り出す所も!

 

ジャズセッションのシーンでは自然と涙が流れて、というかずっと泣いてた。

 

昭和のノスタルジックな街並みや、今のような便利なもの無い時代の何か切ない感じと、登場人物が皆ピュアでジャズを愛してて。

 

大きくて力強くて太陽のように眩しい千太郎。

ケンカっぱやいし、鈍感で人の気持ちに気がつかないがさつな所があるし感情のまま自由に生きてるみたいなのに、その生き様は壮絶だった。

守ってあげたくなる。

もう傷つけたくない。

 

薫も辛い境遇で二人が教会でお互いを特別に想い合うシーンが二人でオルガンで連弾するシーンの二人並んだ後ろ姿が恋人のようだった。

 

千太郎と薫が並んだ時の身長差と体格の違いがたまらない。

 

千太郎よりも小さい薫がちょっと偉そうな所も可笑しくて。

プライド高くて、賢いから色んな事に気がついてしまう薫くん。メガネ取ったら美形とか!良い!

千太郎によって変わっていく様子にドキドキ。

好きになった律子が千太郎に恋してる事に気がついてしまうシーンは切なくて。

 

律子の母性愛溢れる感じも好きだった。

二人を見守る律子も良かった!

律子が同級生なのに薫さんって呼ぶのが良いなぁと思ったり。

凄く可愛い。

薫と律子も切なくてもどかしくて。

 

映画を観ながら私は三人の仲良しなシーンでは律子になってニヤニヤしたり、時に薫になって千太郎を眩しく見つめたり、千太郎になって苦しくなったりと忙しい。

 

とんでもない事をしてしまったと教会で千太郎が薫に懺悔して愛に包まれて許されるシーンが涙腺崩壊で大変だった。

 

中川大史くんの雑誌のインタビューを読んだら、この千太郎の役を演じるに当たって相当な準備をして挑んだ事を語ってて、身体作りもドラムも方言も。

本当に魅力的な千太郎だった。

 

それで、やっぱり♪モーニン聴きたくなる。

ずーっと頭から離れなくて、本当に素敵な演奏だった。

 

中川くんが知念くんが尋常じゃないくらいピアノを練習していて刺激になったと(2018・04 JUNON)で話てて、でも本当に魂と魂がぶつかり合ってるみたいで凄かった。

 

映画館のスクリーンで観て音を感じれて本当に良かったです。

 

最後エンディングに小田和正さんの曲が流れて最後まで胸キュンだった。

 

やっぱり純粋に真っ直ぐって良いなと改めて感じた映画でした。

 

多くの皆さんに観てもらえますように!